届ける道を作る
9月19日、20日の2日間、福岡・警固にあるkino cinéma天神で「The Taste of Nature Ⅱ 幻のカカオを探して」の上映会を行いました。green bean to bar CHOCOLATE福岡店から歩いて10分ほどの場所です。
greenのことを以前から知っていて、上映会を楽しみにしてくれていた人。映画の案内を見て初めて来てくれた人。映画の前にgreenに寄って、パフェを食べてから来てくれた人。南米に住んでいたことがあり、現地の農園事情に詳しい人まで、本当にいろいろな方が集まってくれました。
おかげさまで全ての回が満席になり、まずはホッとしたし、素直に嬉しかった。
おかげさまで全ての回が満席になり、まずはホッとしたし、素直に嬉しかった。
映画が終わった後は、一人ひとりと話をして、感想を聞いたり、一緒に写真を撮ったり。さっきまで同じ作品を観ていた人たちが、一つになるような感じがする。僕は、あの時間がとても好きです。
こういう上映会を続けているのは、僕らは作品を作って終わりではなく、ちゃんと人に届けるところまでが作り手の仕事だと思っているから。
映画でも、チョコレートでも、写真でも、良いものを作れば自然と広がっていくわけではありません。どうやって知ってもらい、どうやって届け、どこで体験してもらうのか。作ることと同じように、届け方も設計しています。
映画でも、チョコレートでも、写真でも、良いものを作れば自然と広がっていくわけではありません。どうやって知ってもらい、どうやって届け、どこで体験してもらうのか。作ることと同じように、届け方も設計しています。
実は、世の中には作品を届けるための道が、すでにたくさん用意されています。
映画には配給会社があり、映画会社や劇場などと製作委員会を組み、既存の配給ルートに乗ることで、全国の映画館へ一斉に作品を届けることができる。出版にも出版コードや取次があり、全国の書店に本を並べるための仕組みが出来上がっています。
写真の世界にも、登竜門と呼ばれる賞を取る、広告写真の世界で実績を作る、ギャラリーから推薦されるなど、世の中へ出ていくための強固な道があります。
映画には配給会社があり、映画会社や劇場などと製作委員会を組み、既存の配給ルートに乗ることで、全国の映画館へ一斉に作品を届けることができる。出版にも出版コードや取次があり、全国の書店に本を並べるための仕組みが出来上がっています。
写真の世界にも、登竜門と呼ばれる賞を取る、広告写真の世界で実績を作る、ギャラリーから推薦されるなど、世の中へ出ていくための強固な道があります。
どれも長い時間をかけて作られてきた大きな仕組みで、一度にたくさんの人へ届ける、整備された高速道路のようなものです。
僕らはそのパスを持っていない独立系。だから自分たちで作品を作り、自分たちで届ける道を作るしかないのです。
僕らはそのパスを持っていない独立系。だから自分たちで作品を作り、自分たちで届ける道を作るしかないのです。
毎週メールマガジンを書き、上映会を行い、雑誌を作り、写真展を開く。お店にも来てもらい、チョコレートやコーヒーを楽しんでもらう。そして、できるだけ直接会って話をする。
一人ひとりと繋がりながら、僕らの世界観や、その後ろにある考え方に触れてもらい、「また次も来たい」と思ってくれる人を少しずつ増やしていく。
一人ひとりと繋がりながら、僕らの世界観や、その後ろにある考え方に触れてもらい、「また次も来たい」と思ってくれる人を少しずつ増やしていく。
かなり地道な作業ですが、時間がかかる分、繋がりは深くなります。
今回の福岡でも、映画館まで足を運び、その前後にgreenのお店へ行ってくれた人がたくさんいました。
そして、その人が次は写真展へ来てくれたり、メルマガを読んでくれたり、チョコレートを買ってくれたりする。一つの作品だけで終わらず、少しずつ僕らの世界に触れてくれる人が増えていく。
高速道路を一気に走ることはできないけれど、自分たちで細い道を一本ずつ作っていく。
今回の福岡でも、たくさんの人と出会い、温かい時間を過ごすことができました。
今回の福岡でも、たくさんの人と出会い、温かい時間を過ごすことができました。
次は10月6日〜12日、「Tateyuki Adachi Photo Exhibition LION NIGHT TOKYO EDITION」を、東京・上野の国立科学博物館 日本館1F 企画展示室で行います。現在最終準備の真っ最中。
これからも直接届けていく活動を、続けていこうと思います。
これからも直接届けていく活動を、続けていこうと思います。