環境は、使うもの。

9月のHealth Documentaryは、「習慣」について考えている。
BLUE SIX TRAINING CLUB、18歳の神山宏正が、中国で行われた国際大会M15 Wuningでシングルス優勝。プロ転向後、初めてのタイトルを獲得した。
今年7月のBLUE SIX OPENでは、同じM15というカテゴリーで2大会とも初戦敗退。そこから約2か月での優勝だった。
本人に何が変わったのかを聞くと、その前の台湾遠征で、ランキングが上の日本人選手とのタフな試合を続けて勝ち切れたことが自信になったという。
宏正は2025年10月から、日本とスペインの二拠点で活動している。
初めてスペインへ行った時は、言葉も十分に通じず、部屋はシェア。自炊もしたことがなかった。
初めて作ったパスタは、ほとんど味がしなかった。笑
それから約1年。
今では海外のコーチやトレーナーとも自分からコミュニケーションを取り、必要なことを相談しながら海外を転戦している。
「自分でなんでもやるように意識してる。てか、自分でやるしかないから。」
スペインについて聞くと、
「やるしかない環境。」
と話していた。
この言葉が印象に残った。
最初は、食事を作ることも、生活することも、言葉の違う相手に自分の考えを伝えることも、「やるしかない」から始まった。
でも、それを毎日繰り返しているうちに、「自分でやる」ことが普通になっていく。
テニスも少し似ている。
7月のBLUE SIX OPENで初戦敗退したあと、すぐに次の試合へ向かったわけではない。試合に出ない時間をつくり、フィジカルを鍛えた。その後の台湾遠征では、ランキングが上の選手とのタフな試合を勝ち切った。そして中国で、初めてのタイトルを獲った。
何が必要なのかを考える。必要なら人に聞く。そして、自分でやってみる。
環境は、そこにいるだけで人を変えてくれるものではない。
自分から使って、初めて自分のものになる。
「やるしかない」から始まった海外生活が、少しずつ「自分でやる」という習慣に変わってきた。
18歳で手にした最初のタイトルは、テニスだけではなく、この1年で身につけてきたものが少しずつ結果になって表れたのだと思う。
サーフィンのイラスト
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