経験が、自信になる。
今月は、「自己管理」をテーマに書いてきた。 BLUE SIX OPEN、そして関東ジュニア。約1か月、選手の挑戦を見続けてきた。
B6TC (Bluesix Training Club) に所属している3人の高校生、3人ともが決勝戦まで進み、1人が優勝という大きな結果を見せてくれた!
BLUE SIX OPENでは、ジュニア選手が一人、プロ選手に混ざって戦った。初めての環境だった。朝はプロ選手のヒッティングから始まり、自分の練習をする。そのあと試合を戦い、終わればトレーニング。ホテルへ戻ったら、食事をして、洗濯をして、翌日の準備をする。また翌朝にはコートへ向かう。その生活が2週間続いた。
最初は、その生活についていくだけでも精一杯だったと思う。それでも一日も手を抜かず、一日も逃げずにやり切った。
そして約1週間後に迎えた関東ジュニアは、最高気温が37℃近い日が続き、BLUE SIX OPENより約5℃も高い暑さの中で7日間戦い続ける大会だった。それでも特別なことは何も変わらなかった。いつも通りコートへ入り、いつも通りプレーし、決勝まで勝ち上がっていった。 大会が終わったあと、その選手がぽつりと言った。
「もう怖いものないっす。」
この一言が、とても印象に残っている。
BLUE SIX OPENで経験した2週間は、テニスの経験だけではなかった。プロ選手と同じ生活を送り、自分で身体を整え、毎日やるべきことをやり切る。その生活を最後までやり抜いた経験が、「あれを乗り越えられた」という自信になったのだと思う。
経験は、自信になる。 それは、「自分ならできる」と思い込むことではない。一度、本気で挑戦し、最後までやり切った経験が、次の挑戦で自分を支えてくれる。
「もう怖いものないっす。」
あの一言は、自信を口にした言葉ではない。自分で限界まで挑戦し、その生活をやり切った選手だからこそ、自然と出てきた言葉なのだと思う。
そして、1ヶ月後にジュニアの日本一を決める、全日本Jrが待っている!!