自分の事業の育て方

AIの登場で、皆がソワソワしている。 大学までもこのままでいいのか、と言われちゃうくらいに。 とはいえ、就職を考えれば、一部の専門職を除いて大学へ進学する方が有利なのは変わらない。今でも一流企業に入るには、有名大学を卒業していることが一つの武器になる。

でも、それは就職の話であって、人生を豊かにする方法とは少し違う。

どんな学校を選ぶのか、どんな仕事に就くのか、それとも独立して自分の事業を作るのか。 人生を大きく左右する選択の多くは、20代から30代にかけて訪れる。

約30年前のインターネット革命を覚えている。今のAI時代は、当時ととてもよく似ている。 当時の僕は25歳で、仕事を始めたばかりだった。だから、インターネットによって企業や仕事が大きく変わっていく様子を、当事者として見てきた。 その頃、インターネットを使った様々なサービスが生まれ、多くのベンチャー企業がホームページを作るだけで大きく成長した。そしてソフトバンク、DeNA、サイバーエージェントなど、時代を代表する企業が生まれた。

でも、それはある意味で特別な会社だ。 激しい競争を勝ち抜き、プラットフォーム側になれた企業だからだ。

僕たちが参考にするべきなのは、そこではない。 参考になるのは、インターネットを既存の事業に取り入れ、新しいお客様を獲得しながら事業を成長させた会社だ。

当時、多くの人は「インターネット」という新しいものに合わせて新規事業を考え、新しい会社を作ろうとした。しかし、その多くは消えていった。

今も同じことが起きている。 AIに相談し、新規事業を考えている人はたくさんいるだろう。そこから、もしかしたら次のDeNAが生まれるかもしれない。でも、その確率は0.01%くらいじゃないかと思う。 だから、そっちじゃない。

もし、今の事業の月の利益が50万円なら、まずAIを使って100万円にすることを考える。 売上ではない。あくまで利益だ。 コストを減らすのか、売上を増やすのか。 「どうやって100万円にするのか」

そこが一番大切だ。

← PREV 一覧 NEXT →